太客=お子様
2021.7.14
前回なぜか軌道修正の話で着地しましたが、本筋である【客層】の話の続きをします。でコレはかんどんかんどん、開業時から変えてません。
【お子様連れ】のお客様目線を重要視しており、開業時というより、開業前から決めていた項目のひとつです。
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“僕が“決めました。
詳しくは
2020.9.2ブログ
食べたいものを食べる行為https://kandonkandon.com/666/
でもチラッとお話しさせてもらってますが、
自分達夫婦が小さな子供と外に食事に出掛けた時に思った「不便だな」とか「こんなの欲しいな」とか「こうゆうのが嬉しい」という気持ちは同じ境遇の人達なら少なからず持っているのではないかと思い、その部分が【かんどんかんどん】には大きく反映されています。
ですが、《飲食店》なので収益も考えないといけません。【客層】の絞り込みは大事ですが、100%【客層に合った店】ってのはむずかしくもあります。
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話は少しかわりますが、かんどんかんどん、【のぼり旗】が大好きです。ちょっとバタバタバタバタとやかましいなと思うくらい店の前に立ててます。以前【電光看板】業者が《昼でも夜でも目立つ電光看板》を売り込みに来ましたが、丁重にお断りました。電光看板の文字や画像の《動き》よりも、のぼり旗の《動き》の方が目を引くんです。あと、なんかかんどんかんどんにチカチカ光ったのはなんか似合わない気がして、、。
で、肝心のその『のぼり旗』の内容ってそんなに気にしていなくて、雰囲気良ければいいな〜くらいにしか思ってないんです。ただ、ひとつだけ見てほしいなと思うのぼり 旗があって、それがこちらです。

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みたまんまです。
とは言ってもお座敷の一画をお子様遊べるようにおもちゃ置いたりしているってだけなんですが、、。
他ののぼり旗の内容は気にしてないのに唯一見てほしいのがこちら。さて、どうゆう事だと思いますか?
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①通りすがりに見て『え!キッズスペースあるの?行こ!』と思って即来店に繋がるお客さんを獲得する為
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②たまたま通りかかった時に見て『今度行こっかなー』と気にしてくれる、来店見込み客獲得の為
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③その他のお客さん獲得の為
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全部違うんです。それっぽい理由あげてますが、全部違うんです。
まず①の『通りすがり層』
たまたま子供連れで昼時にご飯食べる店を探している人が、たまたまかんどんかんどんの前の道を通ってたまたまのぼり旗見て反応する事なんてほぼ無いです。なので即効性の集客方法では無いです。
次に②『時間差獲得層』
これは①に比べたらすこーしはあるかもしれません。お子様連れのお客さんは子供を連れて入れるお店を常に探してますから、たまたま通りかかった時に目にしていたら、『どんな店かな?』くらいには思ってくれるかもしれません。でもこれはリスクもあるんです。それはまた後で説明します。
最後に③『その他』
子連れのお客さん以外に『お!』ってなる訳ないです。
そもそもが『お客さん獲得』の為の施策では無い!という事です。
では、答えの前に先程話した②の【リスク】について。
もし、【キッズスペースあります。】に惹かれて来店したのに、【キッズスペースのある席(部屋)】が埋まってたらどうです?有ると思って来たのに無いってのは、期待した分がっかりします。そもそもがキッズスペースのあるお座敷が2部屋しかないので、お子様連れのお客様が2組来たらもう、そののぼり旗に書いてある要素は無くなってしまうのです。
これは【リスク】と言っていいと思います。
ではでは、
①通りすがり反応客
②一度見てから次回来店客
③不特定客
この中のどのお客さんでもなく、でも唯一こののぼり旗の内容を『見てほしい方』ってのは誰なのか?
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次回はその『見てほしい方』について
お話しします。
大丈夫です!『全ての方々』とかそうゆうオチではありません!