ググっても出ない
2020.10.14
グ
またです。また食べ物以外の話しようとしてますよ。
皆さん何か調べたい事や、知りたい事があった時、ネットで検索する事って当たり前になってますよね?
今や店とか施設、スポットに限ってはインスタの『#』(ハッシュタグ)検索も主流ですが、ネット上の情報を深く知るには検索エンジンである、GoogleやYahooを使うのはもはや常識です。そんな“常識“だけでは測りきれないものがあります。それが、本当に本当に価値のある情報です。
例えば、『有料のもの』なんかが良い例です。ネット上の情報は、ネットさえ繋がっていれば、見放題なんで通信料払っていればタダです。が、タダでは教えられない情報などは、有料会員登録が必要だったり、むしろネット上には出さない。なんてのもあります。
今回はそんな『ネット上に出ない小ネタ』です。
僕が取り上げたこの『小ネタ』がなぜ出ないのか。それは何年もかけて僕が探しまわっても見つからなかったから実証済みです。
前置きばっかり話しといて、内容になかなか辿り着けませんね。話をおおーきくおおおーきくしてきましたが、本題の『ネットに出てこない小ネタ』ですが、、、。
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お寿司屋さんって皆さん行ったことありますよね?カウンターの高級店から回転寿司までいろいろありますが、どの寿司屋でもほぼ当てはまりますが、こんな話知ってます?
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『寿司屋にはタダ(無料)でもらえる“り“の付くものがある』
〇〇り
みたいな感じで言葉の最後に“り“が付くモノです。【モノ】ってのもちょっと曖昧で【コト】の場合もあります。
これが、全部で8つあるというのです。
諸説あって、7つとか8つとか人によって言う事違いますし、内容も微妙に違ったりします。
そうなんです、『微妙』に違ったりするんですよ。なので、調べられる方法を使って片っ端から情報収集しました。こんな時便利なまとめサイトとかあれば一発なんですが、こんなマニアックなもの、なかなか無いようで、『Yahoo知恵袋』でさえ、当てはまるものは全部は乗ってませんでした。
中には、『〇〇り』になる言葉を意味とか問わず片っ端から全部取り上げてる方もいましたが、「それ寿司屋関係ないでしょ!」ってつっこみたくなるような内容だったので、もちろんそれは別です。ここで言ってるのは【寿司屋でタダでもらえる“り“のつくもの】です。
では、紹介していきましょう。
1 ガリ
寿司屋の定番。
お寿司の脇にも添えてあり、たとえガリだけ注文しても基本的には値段は付かないもの。かんどんかんどんではお好みで食べられるように各テーブルに置いてます。好きなだけどうぞ。
2 あがり
お茶の事。これまた諸説ありますが、【最後に飲むお茶】の事です。昔の人って「こっちの言い方の方がカッコ良くね?」みたいなノリで言い方変えてそれが定着している事が多いです。もちろん昔も今も無料です。
3 シャリ
これは、、タダではないと思うんですが、、?ガリと違って、寿司を頼めば付いてくるものでは無いです。シャリも込みで“寿司“なんで。
定食屋とかの『大盛り無料』みたいな扱い?確かに、『シャリ小さめで』とか『シャリ大きめで』って注文来ても、値段はいちいち変えないですからね。
4 おつり
いや、そりゃくれるでしょうが!
むしろおつりくれない店なんて通報されるわ!、、、これは寿司屋関係無いですね、、。
5 のり
え?これも?シャリと同じですよー🖐海苔で巻いてあるから『〇〇巻き』になるわけで、海苔も込みです。海苔だけ注文したら、それは別料金になるかもしれません。
6 しゃべり
、、、『タダで貰える』って言うような価値のあるお喋りしてる寿司屋は少ないですよ💧上目線か!!寿司屋とはテキトーに馬鹿話してる位が丁度良い居心地ですよ。
7 にきり
『煮切り醤油』の事で、カウンターで一貫づつお寿司を出すときに、板前が直接ネタに塗ってお出しします。
8 おしぼり
もちろんこれはふつーに出してもらえます。席に着いたら貰えるし、新しいの要求しても、それに値段が着くわけではありません。
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8つ!とりあえず上げました。
この辺はお寿司屋さんに聞けば大体答えてくれる内容です。
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が!
まだあります。ちゃんとしたものから「そりゃこじつけだろーがよ!」ってのまで。
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ここからは穴埋め式に。
息子が隣で算数の宿題やってます。
(教えることはほぼ無いです💧)
9 こ○り
飲み物頼めば入ってますし、そもそもお水もらえば当たり前に入ってます。凝った形の氷とか、どっかの湧き水使った氷じゃなければ、無料です。
10 たまり
『たまり醤○』とかのたまりですが、⑦と若干かぶります。でもでも『たまり○油』って普通の醤油と違くない?と思った方、地方によっては醤油全般を『たまり』と言うらしいですよ。もちろん醤油はタダですよね🖐
11 はばかり
コレ、調べてはじめて知ったんですが『ト○レ』の事です。巷には有料ト〇〇ってあるみたいですが、飲食店でこれやったらちょっと強気過ぎです。僕がお客さんとして行くなら、というか行く前にト〇〇行ってから店に入り、食事後も我慢し続けます。お金取るような〇〇○って逆に興味ありますけどね🧐
12 てっかり
今は置いてあるお店も少ないですが、マッ○のことです。昔は店の名前入りのものなど、ショップカードみたいな感じだったんでしょうか?喫煙者も多く、年代的にも寿司屋に来る世代の方には馴染みのあるものだったのかもしれませんね。
13 こだ○り
んー良くも悪くもどんな店でもある意味こだわって営業はしているから当たり前という気もしますが、、。こだわりすぎの店もちょっと緊張しますけど。
14 あぶり
これは寿司の歴史としては新しい方ですが、『炙○トロ』とか『炙りサバ』とか、ネタの表面を炙る事によって魚の脂と旨味を食べた瞬間に舌にダイレクトに感じさせる手法です。もちろん『寿司』なんで無料じゃないですが、「それ炙って下さい」の注文に対して【炙り代】をいただく事はほぼ無いと思います。
いや、でも高級店の炭火で炙ったりとかそこまでするような店はもしかしたら、、、
15 気配り
出ました、目に見えないヤツ。しかもこれ、厳密には無料では無く、お金をいただいてます。6の『しゃべり』ともちょっと違いますが、、。
皆さん高級寿司店て、なんで高いか分かります?高いネタを食べられるからじゃないんですよ?カウンターで一人一人のお客さんに『気配り』しっかりしてるから高いんですよ。シャリの大きさ、好み、タイミング、全てを考えて接客してます。
回転寿司が何故安いのか?「誰でもいいからこの皿のお寿司持ってってー」「お茶、はいそこの蛇口からお湯出るよー」って感じの接客だから安いんです。
ん?、、、、15『気配り』これ違うな。なんか出口が違う方向になってきた💦これについてはもうちょっと説明しないといけないので、別の機会に、、、。
以上、無理矢理こじつけたのとか、最後のやつ要審議ですが、自分で探したり、先輩板前さんや、師匠達から教えてもらった情報をかき集めました。
まだあると思います。板前の世界ってアナログですから、隠し持ってるものとか多いはずです。
以上、寿司屋でもらえる『り』の話でした。
寿司屋に行ってこんな話をすると、『なんだこいつ』って顔されるかもしれません。板前って修業と言う名の現場作業がほとんどで、情報、知識、勉強に時間を作ってる板前は少数ですから。(僕もそっち側の人種、、💧)寿司アカデミー卒業生の方がよっぽど基礎的な知識持ってますよ。
ただ、話の『小ネタ』として、知っていても面白いんじゃないかなーと思います。