トップへ戻る

店主ブログ

6年間僕を支えてくれたもの その4〜6

2025.10.23

6年間、誰かに、何かに、支えてもらえなかったら、続けてこれませんでした。

営業期間中もそうですが、閉店した今だからこそ改めて感謝の想いを表したいと思いました。

6年間僕を支えてくれたもの その4

【取り引きさせていただいた業者さん各社】

まず、最初に。

【かんどんかんどん】なんです。
【とんでんかんでん】んー惜しい!いや、惜しくもない!でも、【ん】の位置は全部合ってるし、後の方の【か】も合ってるからやっぱり惜しい!あーでもなんか違う!全然違う!!でもおもしろいから良し!!むしろセンス有る✨

数ある取り引き業者さんの一社からの請求書です。笑っちゃいました😃
いつも電話で発注かけてたので、
「僕の滑舌悪かったのかなー」とか
「わざとじゃなかったら指摘すんの気まずいなぁー」とか
「あえてのボケ?だとしたらツッコミ待ち?」とか
「普段もこんな感じでイジってくれてるのかなー」とか
「ちょっと前テレビで有名だったラーメン屋じゃないんだよーそことも違うけどー」とか
5秒位考えましたが、くしゃみしたら続き考えるのやめてました。
次月には正しい店名で届きましたので、わざとじゃなかったんだと思います😅

、、そうゆう事を言いたいんでは無くて。

仕入れが出来ないと営業できません。お店を始める時、前職場で付き合いのあった業者さん、新規で声掛けさせてもらった業者さん、様々ありましたが、商品の相談に乗ってくれたり、急な発注だったり、わがまま聞いてくれたり、こんな小さな取引先の僕にお付き合い頂き、大変助かりました。

自分で商売していてつくづく感じました。全ての業種の会社は人の力で動いており、その働きによって会社に利益をもたらしている。

いくらAIが発展してても、どこかで必ず人と関わります。仕事上の付き合いとなると、なおさらその、重要性に気がつきます。
いつも働いている誰かに助けてもらってます。

そんな【取り引きさせていただいた業者さん各社】大変お世話になりました。
あなた方がいなければ、僕は続けてこれませんでした。

感謝しています。ありがとう。

6年間僕を支えてくれたもの その5

【いつもしている耳のやつ】

えーと、Bluetoothイヤホン?ですか?
あれです。

何気に超重要でした。営業中もそれ以外の時も欠かせなかったので。音楽、電話、使い道としては色々ありますが、僕が特に重要視していたのは【電話】としての機能でした。
コレ、ちゃんと説明すると結構長くなるので割愛しながらお話しします。

かんどんかんどんに電話番はいません。というか、100%僕が電話に出ます。営業中も、そうで無い時もです。
店の電話を僕の携帯電話に転送してるのもあるのですが、『なぜ他のスタッフに電話対応させないか?』のこだわりはとりあえず置いといて、、、、
営業中に関しては、ほぼほぼ調理中なんで、両手が塞がっており、普通に電話を取ると、その分作業が遅れます。
その対策としてBluetoothイヤホンを採用しました。

これが、一度使い始めたら便利すぎて、、、。6年間の間に、水没して調子悪くなったり、片耳無くなったりした期間もあったんですが、その間の不便さを我慢出来ずに、次々と購入していき、気がついたら計8回購入してました。 

『来店ご検討の方は予約お願いします!』とうるさい位言っておきながら、電話に出ないという事を極力少なくしたかったので、営業中以外も、特に運転中はすごく助かりました。
(運転中スマホ見るのは一発免停の可能性もありますし、そもそも危険ですので❌)※イヤホンも、片耳は大丈夫ですが、両耳はNGとか、都道府県によって多少ルールが変わります。

ただ、弊害もあって、やっぱり有線じゃないと、音質悪いんです。マイクも耳の位置から集音するので余計な音拾ったりと、お客様にはご迷惑をおかけした事も多くありました🙇‍♂️

でも、それでも電話に出たかったんです。

そんな【いつもしている耳のやつ】大変お世話になりました。
あなたがいなければ、僕は続けてこれませんでした。

感謝しています。ありがとう。

【あの日のカレンダー】

開業したのが2018.11。
これは2019.3のカレンダーです。
開業後4ヶ月目になります。
きったねー字で色々書いてありますが(素で字は汚いのですが)こんな殴り書きには理由があります。
これは予約の把握の為に予約の電話が入った時、その場で書き込んでいました。

飲食店を始めて、現実にぶつかり、不安に押しつぶされそうになってた頃、急に予約の電話が増えてきたんです。
当時はまだ【予約帳】なるものも持たず、カレンダーに書き込むスタイル。逆に言うと、カレンダーの空欄に収まる程度しか予約は無かったんです。
店を開業する時、
【気が向いたらふらっと立ち寄る店】よりも
【ココに行きたい、この店が必要】ってくらい
に思われる店にしたかったのですが、その一歩目が【予約】だと思っていました。とは言ってもまだ1日に1〜2件ですが、それでも大きな1〜2件でした。

3月、春休みという時期的なものもあるのですが、急に増え出した【予約】に、やっと認知され、求められている実感が湧いてきたあの日の気持ちを今でも忘れられません。

あれから数年、、、

もちろん予約帳を用意するようになり、前回投稿で取り上げたBluetoothイヤホンを使って予約希望のお客様をなるべく自分で対応してきました。

営業終了の最終週。
エグい事になってました、殴り書きの字がマジで自分でも読めないです💧今見るといろんな意味で笑えてきます🤣

「いやいや、うちの店、そんなの普通ですけどー」
「こんなのなんでもないよ?」
とおっしゃる飲食店スタッフのみなさん。規模にもよりますが、それはあなたの店の経営者さん、それを普通にこなしてきたスタッフ、そこまで店を作り上げてきた先人の方の努力があっての今です。

つよつよ飲食店、すごすご飲食店の皆さん、本当に尊敬しております。

そんな【あの日のカレンダー】。心の支えになりました。
あなたがいなければ、僕は続けてこれませんでした。

感謝しています。ありがとう

一覧へ戻る